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Ascent Assault:Resume
  距離・地形管理/移動
▽距離・地形管理
 地形カードを各プレイヤーから向かって縦に並べます。これを直線場札と呼びます。
 その枚数が両機体間の距離(多いほど長い)、各地形カードの種類がその位置の地形状況を表します。
 機体が敵に近づくと直線場札を捨て札にします。また敵から遠ざかると山札から地形カードをドローしてきて直線場札に追加します。

 また、直線場札の左右に【ステージの視界値】枚の地形カードを置きます。これを周辺場札と呼びます。
 これは、両機体の周辺の地形状況を表します。向かって左側の周辺場札が自機から見て左側の地形状況を、向かって右側が機体の右側の地形状況です。



▽行動/移動
 機体は移動をする事で、敵との間合をはかったり、障害物の裏に隠れたり、敵の攻撃を避けたりする事ができます。

○手順
  1. 移動速度・移動方向・移動期間の決定
    ・移動速度
     歩きで移動するか、ダッシュで移動するかを決めます。ダッシュは歩きより高速な移動ができますが、隙が発生します。
    ・移動方向
     どの方向に移動するか決めます。前後左右、及びその間の斜め方向の8方向から1つ選びます。
    ・移動期間
     何カウント間移動するか決めます。最短1、最長8カウント移動していられます。

  2. 移動力の算出
     速度が歩きなら移動力は0です。
     速度がダッシュなら、機体が今向いている方向に移動しようとしているのなら移動力は【機動力:前】になります。それ以外の方向なら【機動力:横後】になります。

  3. 移動効果の発揮
    移動開始から→
    ↓移動力
    カウント後
    0(歩き)
     時間が流れ始めたら、上の表を参照し表上で○のついているカウントに移動の効果を発揮します。
     移動の効果は以下の4つのうちから選択します。
    • 接近(前・左前・右前に移動時のみ)
       自分から見て最も手前にある直線場札を1枚取り除き、捨札にします。
    • 離脱(後・左後・右後に移動時のみ)
       山札から1枚地形カードをドローし、最も手前の直線場札の手前に置きます。
    • 回り込み・左(左・左前・左後に移動時のみ)
       左側の周辺場札から1枚ドローし、直線場札の好きな1枚と入れ替えます。手元に残った地形カードは捨札にします。
       その後、山札から1枚ドローし周辺場札を補充します。
       また、これを(直線場札の枚数÷2(端上))回するごとに、敵機の向きを左に1段階変えます。
    • 回り込み・右(右・右前・右後に移動時のみ)
       右側の周辺場札から1枚ドローし、直線場札の好きな1枚と入れ替えます。手元に残った地形カードは捨札にします。
       その後、山札から1枚ドローし周辺場札を補充します。
       また、これを(直線場札の枚数÷2(端上))回するごとに、敵機の向きを右に1段階変えます。

  4. 隙の発生
     ダッシュで移動していた場合、移動終了後2カウントの隙が発生し、その間何もできません。

▽エリア
 機体の周辺には4つのエリアが存在します。「左エリア」「正面エリア」「右エリア」「空中エリア」の4つです。
 毎カウント、機体は4つのうちどれかのエリアの内に居、このエリアを使って攻撃の命中判定を行います。
 敵の射撃攻撃は空中エリアを除いた3つのエリアのいずれかに飛んできます。その攻撃が着弾したカウントに、着弾したエリアと同じエリアに自機がいれば命中し、違うエリアにいれば回避します。
 この命中判定の処理を行うため、毎カウント、自機がどのエリアにいたかをTC管理シートに記録しておきます。

 左、左前、左後方向に移動中は自機は「左エリア」にいます。
 右、右前、右後方向に移動中は自機は「右エリア」にいます。
 ジャンプ中は自機は「空中エリア」にいます。
 それ以外の場合(静止、前後方向移動中、「隙」の最中)は自機は「正面エリア」にいます。


▽ダッシュ攻撃
 


▽武田教官の機甲兵戦闘術講習/行動宣言と旋回
武田「今回は移動についての講習を行う。また、行動宣言について前回解説し漏らした事についても今回解説する。ここから一気にややこしくなるぞ。気をつけろよ」
有華「はい」
備頭「オーッス」
「移動をする上で重要になるのが距離と位置関係の要素だ。この手のゲームでは大抵、ヘックスマップやらスクエアマップやらといった、地形が印刷された2次元のマップを使うもんだが、より簡単化を目指してこのゲームでは地形カードというカードを1列に並べて表現する。マップを使ったところで、重要な情報は「敵と自分との間に射線が通っているか」と「敵と自分が居る場所の地形効果」ぐらいだからな。それだけなら地形カードを使えば十分表現できる事だ」
有華「2次元マップの代わりにカードを1列に並べる…つまり、言わば1次元のマップを使うと考えればいいですか?
武田「そういう事だ。では移動をしてみよう。今の有華と備頭との距離(直線場札の枚数)は7だ。また今回、説明上の都合により両者共に右斜め前を向いている。ではまず有華、どうする?」
有華「うーん…接近してみます」
武田「よし、歩きで移動するかダッシュで移動するか決めろ。また何カウント間移動しているかも指定するんだ。移動は最大8カウントまでで、9カウント以上移動する事はできない。移動し続けたい場合は次の行動宣言で移動を宣言し直すんだ」
有華「じゃあダッシュで、8カウントいっぱい移動してみます」
備頭次は俺っスね。俺は右斜め前に向かって5カウントダッシュするっス」
武田「ここで移動力を算出しておこう。移動力は歩きかダッシュか、またダッシュなら移動する方向によって変化する。有華は爪刃の【機動力:横後】で2だ」
備頭「あれ、接近って前に進む事だから【機動力:正面】じゃないんスか?」
武田「ここがちょっとややこしい所でな。ここの【正面】っていうのは敵のいる方を前とした前じゃないんだ。自機から向かって正面の方向、つまり有華は今右前を向いているから右前方向が【正面】という事になる。敵がいる方向は「前」、自機が向いている方向は「正面」と意識的に使い分けるといいだろう」
備頭「じゃあ俺は右前を向いてて右前にダッシュしてるから…」
武田「そう、【機動力:正面】だ。轟焔は3だな。
では時間が流れ始める。移動効果表をよく見るんだ」
↓移動力カウント目
武田「1カウント経過、有華・備頭共に移動1カウント目」
↓移動力カウント目
武田「2カウント経過、移動2カウント目。このカウントに表に○がついているので、移動の効果が発揮される」
有華「移動の効果?」
武田「前方に移動したら敵との距離が詰まる、横に移動したら敵の側面に回り込む、といった当たり前の効果の事だ。有華は前進だから、彼我間の距離が詰まる。有華は最も手前の直線場札を捨て札にする」
武田「備頭は右前だから、「前進」か「右回り込み」のどちらかから選べる。どっちにする?」
備頭「うーん…じゃあ回り込みで」
武田「右回り込みは自分から見て右側の周辺場札から1枚選んでドローし、最も手前の直線場札と入れ替える。入れ替えられた地形カードは捨て札にする。1枚減った周辺場札はその都度山札からドローしてきて補う」
↓移動力カウント目
武田「3カウント経過。移動力3の備頭は移動の効果を得る。前進か回り込み、どっちだ?」
備頭「じゃあまた回り込みで」
備頭斜め前移動なのに回り込みばっかりでもいいんスか?」
武田「問題ない。斜め前移動独自の効果なんかを考えても良かったかもしれないが、あまりに煩雑になると思ったのでなしにした。まあ仕様…と思ってもらおうか」
↓移動力カウント目
武田「4カウント経過。移動力2の有華は前進の効果を得る」
↓移動力カウント目
武田「5カウント経過。備頭は…」
備頭「回り込むっス」
武田「さて、この時点で彼我間の距離は5、一方備頭は3回連続で右回り込みをした。回り込みの回数が距離の半分以上になったので、回り込みのもうひとつの効果が発揮される。有華は向きカードを右に45度傾ける」
有華「旋回していませんが、向きが変わるんですか?」
武田「向きカードが示す機体の向きってのは、相対的な向きなんだ。絵に描けば分かりやすいか…」
武田「備頭は右に移動した。有華から見ると備頭は左に移動した事になるが…よく見ろ。向きという観点では、有華が右に旋回したのと同じだと見る事ができる」
有華「なるほど」
武田「5カウント経過で備頭の移動は完了。ダッシュで移動していたので2カウントの隙が発生する。
6カウント経過。有華は前進する」
備頭「よし、7カウント経過。次の行動宣言を…」
武田「いや、次の行動宣言は有華だ」
備頭「え、総宣言済カウントの少ない俺じゃないんスか?」
武田「基本的にはそうなんだが、例外が発生した。有華は移動が完了する時点で横向きになる事が確定している。備頭は相手をロックオンしているが、有華はしていない。この場合はロックオンしていない有華が先に行動を宣言しなければならない」
有華「左に旋回して備頭をロックオンし直します。3カウント」
武田「有華は13カウント目に相手をロックオンし直す事が確定する。ここでようやく備頭が行動宣言する事になる。相手の行動が6カウント先まで確定しているため対応した行動をとりやすい。このカウント差でこの距離なら、攻撃すれば確定で当たるだろう。このように、相手の側面や背後を突く行動は非常に有利だ。常に意識しておくといいだろう」
 
Ascent Assault:Resume 製作:武田 丸八大(タケマル)
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